情報編集の5原則

ここしばらく、情報編集の原則について考えてみました。ほぼまとまったので、以下に掲載します。

  1. 情報の分割、統合
  2. 情報の分類
  3. 情報のキー作成
  4. 情報の型付け
  5. 情報のリンク作成

といったものです。ひとつひとつ順に解説します。イメージとしては、大量のメールや社内文書を整理して、ウィキに移行するような感じです。

情報の分割、統合
まず、情報の粒度を設定します。複数の話題を含んでいるものは話題ごとに、小さなTipsのようなものは同じ話題のところに集約します。話題一つにつきひとつの記事単位くらいにします。
情報の分類
その情報がどういう属性を持つのかを判断します。単純に縦割りにカテゴライズしてもいいし、今風にタグ付けをして複数の属性を含めるようにしてもいいです。とにかく複数の文書を共通項でくくるような感じにします。
情報のキーワード作成
情報には、特にまっとうな目的を持った情報には、必ず特徴があります。その特徴を示すキーワードをピックアップします。往々にしてこれは固有名詞であることが多いです。
情報の型付け
その情報にあった型を作成します。報告書なら報告書の型、議事録なら議事録の型というのがあります。
情報のリンク作成
各情報をリンクでつなぎます。キーワードでつなぐこともあれば、タグでつなぐこともあるでしょう。型でつなぐのもいいでしょう。

単純にこれを実行すると、どこからでも切り込める情報の塊が出来上がります。カテゴリで切ってもいいし、キーワードで切ってもいい。その情報に日付や作者があったら、それで切ってもいいでしょう。

この5原則を実直に実行することによって、普段からわかりやすい情報整理を行うことができ、かつ属人化も防ぐことができます。経験で言っているので、理由というのはお話しづらいですが…。

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コミュニティマネージャーの役割

僕は、前職はコミュニティマネージャーという立場でした。アメリカでは導入の進んでいるこの職種ですが、日本では類似の職を持ったところはほとんどありません。そこで、この職種に付いて自分の経験を元に書いてみたいと思います。意識的に他の文献は読んでいないので、他の人の定義とずれるかもしれません。

コミュニティマネージャーとは何か

コミュニティマネージャーとは、その名の通り、コミュニティのマネージメントをする役職です。と、これでは単なるトートロジーなのですが、一言で定義しようとすると、どうしてもこうなってしまいます。というのも、企業側にたって、コミュニティを支える事全てがコミュニティマネージャーの仕事になってしまうからです。

コミュニティマネージャーの仕事とは

マネージメントと言っても、そこには、細かく分ければいろんな仕事があります。ざっと列挙すると、

  • コミュニティからの質問受付およびその返答
  • 運営企業側からのメッセージ伝達(新機能、改訂の告知など)
  • コミュニティ妨害者の説得、最悪は排除
  • 利用者の読むマニュアル作成
  • 利用者の読むメッセージ作成
  • 利用者勧誘
  • 場合によってはプレゼンテーションなどによる広告、宣伝活動

といった具合です。もちろん、業務によって差は出るでしょう。ウィキのようなサイトでは、スパム対応も業務の中に含まれるし、ウィキのコンテンツ管理などもあります。ひとつ最近の流行は、こうした業務の範囲がサービス上だけでなく、他のソーシャルメディアを使う事もあることです。例えば、twitterで応答したり、SNSやブログで応答したりすることもあるようです。

そもそも、コミュニティってなんだ?

コミュニティとは、ウェブサイトで言えば、「そのサイトを利用して、何かを生みだしていく個人の集まり」と言えるでしょう。たった一人でも、その人が十分な活動をしていれば、コミュニティと言えます。生み出すものはサービスにより雑多です。動画やイラストのようなリッチなコンテンツの場合もあれば、コメントをするだけの人もいるでしょう。中には、そのコンテンツに付いて、ブログなどの該当サービス以外で宣伝するような人もいるでしょう。そうしたコミュニティの活動を活性化させていくのがコミュニティマネージャーの役割です。

コミュニティマネージャーの評価は?

いわゆるソーシャルスキルに特化した業務であるため、評価は難しいと思われがちですが、そんなことはありません。コミュニティマネージャーは、大抵の場合数は多くなく、少数で特定のサービスを全面的に請け負うことになります。そこで、そうなると、そのサービスのアクセス数や、利用者数、特に新規、ユニーク利用者数を計測すれば、それがコミュニティマネージャーの評価の指標として使えます。サービスによって評価する指標は様々でしょうが、利用者動向を左右する業務であるため、それこそがコミュニティマネージャーの評価と使える事が多いと言えるでしょう。

それは、日本に全く存在しないの?

幸運な事に、こうした仕事を「コミュニティマネージャー」という肩書き以外で活動しいている人が多くいます。例えば、サービスの開発者の方がブログで利用者と応答しているシーンなどはよくみるでしょう。なので、日本に「コミュニティマネージャー」がいないとは思っておりません。ただ、そうした役職の存在を意識して目にする事がないのは残念な事です。

以上が、コミュニティマネージャー業務にかんする概要です。こうした業務は、中々理解されづらいですが、一度、利用者としてそうした人たちと接してみると、その「質的」側面がわかりやすくなるのではないかと思います。

初めまして

ソーシャルメディアコンサルタントの福澤です。これから、自身の経験や体験を元に、まだまだ少ない日本のウィキ関連の情報や、チップスをまとめて行きたいと思います。二週間に一回くらいの更新になるかもしれませんが、よろしくお願いします。僕へのメールは、左ページからたどって、いつでもお送りください。

それでは、よろしくお願いします。